※本記事は、秋元運輸倉庫メールマガジン「秋元通信」と連動しております。また、記事中の画像はクリックで拡大できます※
お盆まっただ中の今号は、いつもの秋元通信と趣向を変えてお届けします。
弊社秋元運輸倉庫は、レインボーブリッジ芝浦側入り口から徒歩5分ほどのロケーションに本部を構えます。
今回は、「大人の遠足」と称して、レインボーブリッジを始めとするお台場の風景を愛でつつ、東京港について学ぶことのできる「東京みなと館」をゴールとする散歩コースをご紹介しましょう。
レインボーブリッジには、「レインボープロムナード」という遊歩道があります。
2000年までは有料でしたが、現在は無料で通行可能。芝浦側(お台場と反対側)入り口は、ゆりかもめ:芝浦ふ頭駅から、もしくは弊社本部からでも、徒歩5分ほど。入り口からエレベーターで一気に高さ50m以上の遊歩道まで上がります。
レインボーブリッジは、首都高速が通る上層、一般道およびゆりかもめの通る下層の二層構造になっています。遊歩道は下層にあり、豊洲、晴海、墨田区方面を眺めながら歩くノースルート(北遊歩道)と、品川埠頭、大井ふ頭、羽田方面を眺めるサウスルート(南遊歩道)のふたつがあります。途中で他方のルートに移動することはできません。
弊社も所在する芝浦ふ頭を臨むノースルートもお勧めですが(特に夜は絶景です)、今回はサウスルートを歩きます。
お台場方面へ歩き始めてすぐ左手に見えるのは、品川埠頭。1967年に開設された日本初のコンテナ埠頭です。
タイミングが良ければ、手前にはRO-RO船が、その先にはコンテナ船が着岸している様子を見ることができるでしょう。歩くにつれて、品川埠頭の奥にある大井ふ頭も見渡せるようになります。無数のガントリークレーンが羽田方面まで並び立つ姿は壮観です。
レインボープロムナードの距離は2km弱。
まっとうに歩けば30分弱で渡れますが、写真を撮ったりしながらだと、小一時間はかかるかもしれませんね。ちなみに、弊社社員何名かでレインボーブリッジを渡った時は、なんだかんだと1時間かかりました。
今回ご紹介するコース、実は全行程9kmほどあります。
「歩くのはちょっと...」という方には、レンタサイクルがお勧めです。
料金は、30分150円。今回のコースで目的地である「東京みなと館」までゆっくりゆっくりと走ったとしても、1時間(つまり300円)あれば十分です。
用意されているのは、すべて電動アシスト自転車です。事前登録の手続きが若干面倒ですので、あらかじめパソコンから手続きを済ませておけば、自転車をいざレンタルするときもスムーズです。
レンタサイクル「江東区臨海部コミュニティサイクル」を借りることのできる、お台場海浜公園駅まで歩き、レンタサイクルに乗ったら、再び海側、つまりお台場海浜公園の方に向かいます。人が多いので気をつけながら、公園内の遊歩道を走りましょう。
レインボーブリッジを右手に眺めながらしばらく走ると、道は岸壁沿いに左方向に曲がり、正面に品川埠頭が見えてきます。
潮風公園を抜け、船の科学館、青海客船ターミナルを抜けてさらに岸壁沿いを進めば、大井埠頭が右手に、青海埠頭が正面に迫ってきます。エバーグリーンのガントリークレーンが目の前にありますので、船が着いていれば作業風景を見ることもできます。
お子様などは、とても喜ばれるのではないでしょうか。
ここから「東京みなと館」までは500m弱。
ここは、東京都港湾振興協会が運営するミニ博物館であり、東京港の歴史、コンテナ埠頭の仕組み、そしてお台場地区発展の様子などを学ぶことができる施設です。
場所は、ゆりかもめ:テレコムセンター駅に直結するビルの20Fです。
ビルの前に、レンタサイクルを乗り捨てできるサイクルポート(駐輪場)で自転車を返却したら、エレベーターで博物館まで上がりましょう。入場料は大人200円です。
展示物はもちろんですが、博物館内からは青海埠頭を上から眺めることができます。見学用の椅子や、望遠鏡もあります。
この望遠鏡、倍率が素晴らしく、ガントリークレーンの下の作業員の方の手振り身振りまではっきりと見ることができます。また、博物館内からは羽田空港や遠く木更津まで見渡せます。望遠鏡を使えば、アクアラインを走るクルマまで見てとることが可能です。
「東京みなと館」、事前に予約をしておけば、港湾のお仕事経験たっぷりなベテランガイドさんがご案内してくださるそうです。物流関係の企業が、新人研修などに利用されることもあるそうですよ。
観光地としての顔、ビジネス街としての顔、そして港湾物流の中核を担う東京港としての顔など、さまざまな顔を持つお台場。
ちょうど夏休みでもありますし、こんなお台場の楽しみ方はいかがでしょうか。
"【大人の遠足】レインボーブリッジを渡って、東京港を学ぼう!"
今回のコースは以下のとおりです。
※実際に歩いた軌跡からGPS取得したログを元にしていますので、本来の道からずれている箇所があります。
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